痘瘡神カスンテと衰えたアッケシ
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どんな伝承か
痘瘡神はオリバカムイ、パコロカムイともいい、最も悪しき神として恐れられ、多くの説話が伝わる。神と人のあいだに生まれたカスンテは、歩むところ暗夜も水面に月が浮かぶように光り輝いた。争いの末にカスンテは殺されたが、その霊は何度も生まれ変わったので、ついに上下の顎を取り放ち、上顎を木の股に結び、下顎に石をくくって海底に沈めた。以後は生まれ出なくなったが、その祟りで釧路厚岸のアイヌは痘瘡で死に絶え、残った者も海嘯に呑まれ、大集落であったアッケシは衰えたと伝える。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説大系 第1巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))
『日本伝説大系 第1巻』所収の「文化叙事伝説」48話(北海道・青森)を収める。各話は伝承地を市町村〜字レベルまで明記し、例話・類話・文献を備える。
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厚岸町の伝承
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