手拭をかぶって踊る三毛猫
広告枠(AdSense)
どんな伝承か
ある家に三毛猫がいた。家の者が隣の庭仕舞に呼ばれて出かけ、嫁が一人で留守番をして麻糸をおんでいると、猫が袖をぼりぼりと引っ張った。知らぬふりをしていると、猫は、唄をうたってくれ、自分が踊るからと口をきいた。嫁が恐ろしくて声も出せずにいると、猫は嫁の頭から手拭を取り、こらそいそいと踊り、婆さまが戻っても踊ったことを教えてはならぬと言った。嫁は翌日こらえきれずに婆へ話してしまい、どこからか現れた猫がにやんと叫ぶと、嫁はそれきり死んでしまったという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説大系 第1巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))
『日本伝説大系 第1巻』所収の「文化叙事伝説」48話(北海道・青森)を収める。各話は伝承地を市町村〜字レベルまで明記し、例話・類話・文献を備える。
種別から探す
八戸市の伝承
広告枠(AdSense)