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寝姿を見られた八郎の宿

所在地秋田県秋田市太平
年代伝承(口承)
登場八郎、八兵衛
出典日本伝説大系 第2巻

どんな伝承か

八郎は八郎潟から前田へ行き、八兵衛という家に泊まるのであった。立派な身なりの男で、来るたびに酒を飲んで馳走になり、帰りには金を置いていくので、その家は客が来るたびに竈が上がっていった。あるとき寝る前に、自分の寝姿を見るなと言った。皆が寝静まったころ、家の中でミツミツガルガルと音がするので、そっと起きて覗いてみると、さす木いっぱいに竜になって横たわっていた。見たとは言わなかったが、朝にはもう姿がなかった。やがて家の妻が産気づき、庭の真ん中にたらいと簾を用意させて産み落としたのは、みな蛇であったという。八兵衛は竈を消し、八郎も来なくなった。

原典より

八郎は八郎潟から前田さ行って、前田の八兵衛でいう家さ泊まるのであったど。—— 日本伝説大系 第2巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承)) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

日本伝説大系 第2巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))

『日本伝説大系 第2巻』所収の「文化叙事伝説」64話(岩手・宮城・秋田)を、各話の伝承地(市町村〜字レベル)とともに収める。

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八郎太郎蛇体見るな見るなの禁竜蛇

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