国上山中の巌窟に潜んだ酒顚童子
どんな伝承か
久賀躬山の山中、東稲場という所の傍らに巌窟がある。昔、酒顚童子は八歳で久賀躬寺に入り、侍童として読み書きを学んだが、性質が普通の児童と違って剛勇で、奇怪なことを好んだため人々に疎まれ憎まれた。そこを逃げ出したのち、しばらくこの巌窟に潜んで住んでいたと伝えられている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説大系 第3巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))
『日本伝説大系 第3巻』所収の「文化叙事伝説」および「自然説明伝説」全65話(山形・福島・新潟)を、各話の伝承地(市町村〜字レベル)とともに収める。