大同三年に開いた産寧坂の名の由来
どんな伝承か
『京童』はこの坂について、さんねん坂とも、さんねい坂ともいうと記す。三年坂と呼ぶのは、大同三年に地ならしをして開いたからだという説である。また、子安の塔に続く坂であるから産寧坂というのだとも伝える。産は「うむ」、寧は「やすき」と読む。いずれの説にも一理はあるが、こうしたことは言い張る側の説が通るものだと結んでいる。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説大系 第8巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))
『日本伝説大系 第8巻』所収の「文化叙事伝説」および「自然説明伝説」全133話(滋賀・京都・兵庫=近畿)を、各話の伝承地(市町村〜字レベル)とともに収める。