トップ岡山県の伝承岡山市

笠井山の古松にかかる陰火

所在地岡山県岡山市(妙法寺)
年代伝承(口承)
登場報恩大師、妙法寺を草創したと伝える僧
出典日本伝説大系 第10巻

どんな伝承か

東備郡村志の伝えるところによる。畑邑の笠井山は金山の前にある高い山である。姓氏録にいう応神天皇二十二年の行幸で遊猟した加佐米山、夫木集の歌に詠まれた笠目の山はこの山だとされ、また素盞鳴尊が脱ぎ捨てた笠を埋めた所だから笠井の名を得たとも伝える。山の中腹に妙法寺があり、天平勝宝年中に報恩大師が草創した。境内の薬師堂の前には古い松が一株あって、夜になると梢に火が一点かかることがある。近くで見れば少しの光もないが、遠く望めば灯火のように見え、里人はこれを竜灯と呼ぶ。おそらく陰火だろうと記されている。

地図で位置を見る

※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

日本伝説大系 第10巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))

『日本伝説大系 第10巻』所収の「文化叙事伝説」および「自然説明伝説」全85話(岡山・広島・山口=中国地方)を、各話の伝承地(市町村〜字レベル)とともに収める。

種別から探す

竜灯陰火地名由来

岡山市の伝承

同じ種別の伝承

同じ文献『日本伝説大系 第10巻』の伝承