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西来院参道に立つ弘治の六面幢

所在地山形県東置賜郡高畠町大字亀岡(西来院)
年代弘治二年(1556年)
登場文珠大士
出典高畠町伝説集

どんな伝承か

有名な文珠堂の参道前から南へ約二百メートル県道を行くと、西来院の参道がある。それを登って行くと、左手の小高い所に一の宮が建っている。この一の宮の祭神は、文珠大士の乗った獅子が石と化したのを祀ったものと言われる。獅子は伊勢の渡会から出羽の永居の庄にやって来て五台山に止まり、この辺り一帯を教化したと伝えられている。この辺は慶長以前まで文珠堂の参道となっており、一の木戸と称していたが、現在の参道はその後に切り開かれたものだという。社に向かって右側に六面幢があり、高さは一丈、弘治二年の銘があるので室町時代の造立で、中和田の永正十三年造立の六面幢より四十年後に立てられたものである。

原典より

有名な文殊堂の参道前から、南へ約二百米県道を行きますと、西来院の参道があります。—— 高畠町伝説集(山形県立高畠高等学校文芸班(編)・1957年(昭和32年)) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

高畠町伝説集(山形県立高畠高等学校文芸班(編)・1957年(昭和32年))

『高畠町伝説集』は、山形県立高畠高等学校文芸班が熊木成夫教諭の指導で編み、昭和三十二年に高畠町伝説集刊行会から発行した伝説集である。高畠町とその周辺に伝わる社寺の縁起、人物、怪異、動物、地名の由来などを、古老からの聞き書きと古記録から採り、内容の多くは郷土研究家安部名平次の蒐集による。神仏・人物・怪異・動物・什物・地物・地名・地誌の八篇に分け、町長の序と校長・安部名平次・武田好吉の文、編者の後記を付す。

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