トップ > 神奈川県の伝承 > 横浜市

太郎の涙石と足洗い井戸

所在地神奈川県横浜市神奈川区神奈川本町(成仏寺)
年代不明
登場浦島太郎、浦島太夫、浦島太郎の父
出典神奈川の伝説

どんな伝承か

横浜市神奈川区の慶運寺(通称浦島寺)には、浦島太郎が竜宮から持ち帰ったという観音像が伝わるが、これは浦島ヶ丘にあった観福寿寺の本尊で、同寺が明治に廃寺となったとき移されたものである。観福寿寺にあった太郎ゆかりの品は、このとき方々へ散ったらしい。慶運寺から百メートルほどの成仏寺の庭先には、太郎が腰を下ろして竜宮を恋しがり泣いたという涙石がある。浦島ヶ丘の浦島中学校近くの蓮法寺には浦島太夫と太郎の父子の供養塔があり、ほかに亀住町には浦島地蔵、大口通りには足洗い川、子安の中浜には足洗い井戸が残るという。

地図で位置を見る

※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

神奈川の伝説(谷川平夫(文)/読売新聞社横浜支局 編・1967年(昭和42年))

『神奈川の伝説』は、読売新聞社横浜支局が一九六七年に編んだ神奈川県内の伝説集である。読売新聞神奈川県民版に昭和四十年九月から四十二年八月まで八十回連載された「神奈川の伝説」のうち六十五回分を収め、文は谷川平夫記者が書き、伝説の地を訪ねて住職や古老に聞いた話と現在の様子を添える。樹木・石・塚・水・坂や島・屋敷址・社寺・禁忌・地名の部に話を分け、大藤時彦の序文と巻末の解説・索引を付ける。

種別から探す

浦島太郎涙石供養塔

横浜市の伝承

同じ種別の伝承

同じ文献『神奈川の伝説』の伝承