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藍島五社神社のあわび祭りと神輿の海入り

所在地福岡県北九州市小倉北区大字藍島本村(五社神社)
年代旧六月二十五、二十六日
登場—
出典北九州市史 民俗

どんな伝承か

藍島本村の五社神社の夏祭りは、旧六月二十五日が夜宮で、二十六日に本祭りが行われる。一週間前に青年が大提燈と幟を立て、宮総代が注連を張る。拝殿の前庭には四本のオダケを立てて注連で囲んだ神降地を作り、その中に青年が組み立てた神輿を安置する。供物は米・アワビ・野菜などで、特に生きたアワビを二個供え、両日とも新しいものを用いる。これが主な供物であったので、あわび祭りの名がある。二十六日には神移しの儀があり、御神体が移ると神輿が重くなるという。神輿は本村の各家を回り、神職が屋敷祓いをする。お産のある家のそばを通ったときは、すぐに海へ行って神輿を清めた。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

北九州市史 民俗(北九州市・北九州市史)

『北九州市史 民俗』は、北九州市が編んだ市史の民俗編である。ここに収めるのはその第三編「信仰伝承」第一章「信仰」の第二節以降で、門司・小倉・若松・八幡・戸畑の各区に伝わる聖地と忌地、神仏信仰、神事と法会、巡礼、巫者・祈禱師、信仰集団、狐憑きや犬神などの憑霊・霊異現象を記す。節ごとに地区と地名を挙げて事例を並べる編み方で、祟る石や産女石、落人の墓なども忌地の項に見える。

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