河原坊で見た二人の若い僧
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どんな伝承か
その夏のある日、宮沢賢治は早池峰山まで足を延ばし、麓の河原で野宿しようとした。そこは村の伝承で、かつて密教系の大きな寺院があったと伝わる河原坊の跡である。月光の下、斜面の石に横たわってうとうとしていると、山の暗い塊の中で何かがうごめき、荒々しい地響きが駆け下りてきた。起き上がろうとしても身体は金縛りにあったように動かない。突貫するような念仏の声が過ぎ、賢治の目には、黒い衣の袖を上げ、金の唐草模様をつけた神輿を一本の棒に吊るして川下へ軽々と担いでいく、二人の裸足の若い僧の姿が見えたという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
あの世はあった―文豪たちは見た、ふるえた(三浦正雄・昭和50年代(1975年前後推定))
文豪たちの心霊体験(あの世はあった)/遠藤周作・三浦朱門の怪異/海外(フランス)での幽霊/怪音と怨念/あの世は存在するか
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花巻市の伝承
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