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巡礼の納札と色紙の格

所在地福岡県北九州市
年代昭和十八年ごろ
登場—
出典北九州市史 民俗

どんな伝承か

本四国・西国の巡礼では、札所で白衣と納経帳に本尊名の朱印と墨書を受けた。奉納の納札は一般に白紙を用いるが、巡拝回数が二〇回になると赤紙、五〇回で銀紙、一〇〇回で金紙を用いた。巡拝の際こうした色紙を見つけると頂いて帰り、帰郷後に仏壇へ奉安した。本四国では真言を、西国では本尊の観世音菩薩に観音経を唱えたという。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

北九州市史 民俗(北九州市・北九州市史)

『北九州市史 民俗』は、北九州市が編んだ市史の民俗編である。ここに収めるのはその第三編「信仰伝承」第一章「信仰」の第二節以降で、門司・小倉・若松・八幡・戸畑の各区に伝わる聖地と忌地、神仏信仰、神事と法会、巡礼、巫者・祈禱師、信仰集団、狐憑きや犬神などの憑霊・霊異現象を記す。節ごとに地区と地名を挙げて事例を並べる編み方で、祟る石や産女石、落人の墓なども忌地の項に見える。

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