トップ > 新潟県の伝承 > 十日町市

伐ったケヤキが元に戻る竜王池

所在地新潟県十日町市枯木又(竜王池)
年代伝承
登場—
出典十日町市史 資料編8 民俗

どんな伝承か

枯木又にある竜王池は、大蛇が主として棲む池だと伝えられ、昔から不思議な出来事が重なってきた。上田庄に正眼寺を建てる材にしようと、池のほとりのケヤキを伐り倒しておくと、次の朝には何事もなかったように元の立木の姿に返っていたという。また、池の水を田へ引いて新しく田を開こうとしたところ、ひと晩で池が干からびてしまった。そこで人々が毎年九月十四日に竜王様の祭りを営むようにすると、異変はぴたりと止んだ。いまも雨乞いの池として信仰を集めている。

原典より

上田庄(うえだのしょう)の正眼寺を建てるため、池の端のケヤキを切っておいたところ、翌朝、元の立木に戻っていた。—— 十日町市史 資料編8 民俗(十日町市・十日町市史) より引用
地図で位置を見る

※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

十日町市史 資料編8 民俗(十日町市・十日町市史)

『十日町市史 資料編8 民俗』は、十日町市の市史資料編の民俗の巻であり、ここにはそのうち第二節「伝説」を収める。市内に伝わる伝説を木、石・岩、水、塚、坂・峠・山、祠堂、家・ムラの七つに分け、遊行上人にお札をもらいに来た木、片目の魚がすむ七ツ釜、新田義貞の挙兵にちなむ観音塚や竜王様、弘法清水などの梗概を記す。冒頭に伝説と昔話の違いを説く解説を置き、話を梗概にとどめたことと別冊『十日町の昔ばなし』の参照を断る。

種別から探す

大蛇雨乞い怪異祭池の主ケヤキ

十日町市の伝承

同じ種別の伝承

同じ文献『十日町市史 資料編8 民俗』の伝承