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寝る者の足の向きを変える瘤地蔵

所在地埼玉県さいたま市見沼区片柳一丁目(万年寺)
年代伝承
登場—
出典埼玉県伝説集成——分類と解説 中

どんな伝承か

大宮市片柳、今のさいたま市見沼区の万年寺にある瘤地蔵は、瘤や腫れ物に効き目があるといわれ、九月と二月の縁日にはとりわけ大勢が参詣した。治った人は礼に団子を山のように盛って供えたという。かつて麦刈りの合間に百姓たちが涼しい境内で昼寝をしたが、うっかり地蔵の方へ足を向けて寝てしまっても、目覚めると必ず足の向きが変わっていたと伝わる。

原典より

以前、百姓が麦刈りなどの中休みに、涼しいここの境内でよく昼寝をしたが、うっかり地蔵様の方へ足を向けて寝ても、目が覚めると必ず足の向きが変わっていたという。—— 埼玉県伝説集成——分類と解説 中(韮塚一三郎・埼玉県伝説集成) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

埼玉県伝説集成——分類と解説 中(韮塚一三郎・埼玉県伝説集成)

『埼玉県伝説集成——分類と解説 中』は、韮塚一三郎が編んだ埼玉県の伝説集の中巻で、上中下三巻のうち歴史伝説を収める。地名・屋敷・家系・聖地・城や堤や橋・神仏・神体と宝物・偉業・事件と紛争の九章に分け、県内各地の伝説を『新篇武蔵風土記稿』などの文献と土地の人からの聞き取りによって集めている。一話ごとに所在地と出典または資料提供者を記し、同じ類型の話をまとめた後に柳田国男らの説を引く〈解説〉を置く。

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