炉の灰を乱すと苗代を鴨が踏む
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どんな伝承か
深浦では、囲炉裏の側に米俵を置いて、それに一本の心松を立てる風があり、皿結びといって藁を皿形に結んだものをその松に取りつけ、いろいろの食物を供えた。十四日の物忌みの一つとして、炉の灰を美しく掻きならし、それから後は手を触れることを戒めた。その禁を犯すと苗代を鴨が踏むと言ったのは、他の地方で炉に足を入れると鷺がつくと言うのと同じであろう。また長い串に餅を刺して窓をふさぐことは外南部でも同じであったが、家によっては串には刺さずに、窓から外へ投げるものもあった。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
定本柳田国男集 第2巻(柳田国男・定本柳田国男集)
柳田国男編『定本柳田国男集 第2巻』を全331話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。
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深浦町の伝承
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