四十里を流れ着いた漁村の泛子
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どんな伝承か
十三潟の水戸口の番小屋のあたりで、流れ木の中に何か珍しいものはないかと気をつけているうちに、ふと目に入ったのは一個の泛子であった。一方には南秋田郡男鹿戸賀港の文字がかすかに見え、他の面には海上安全漁村繁昌云々と書いてある。男鹿もここからでは四十里近くの南である。棄てたのか流したのか、あるいは持ち主ともども見失われたのか、元の地の人たちは、こうして自分が拾って帰り、朝晩見守っていることも知らないであろうと著者は書いている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
定本柳田国男集 第2巻(柳田国男・定本柳田国男集)
柳田国男編『定本柳田国男集 第2巻』を全331話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。
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五所川原市の伝承
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