囲炉裏端で語られた盲法師の悲話
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どんな伝承か
天明八年二月二十一日の夜、胆沢郡六日入の鈴木家の囲炉裏のそばに、二人の盲法師が一夜の宿を与えられて座っていた。三味線を取り出して弾こうとすると、童児が口を出して浄瑠璃はやめて昔話を語れという。何の昔がよかろうと問えば、炉の向かいにいた家刀自が、琵琶にスルスでも語らぬかと言った。語り出されたのは、夜どおし琵琶を弾けば娘をやると約束されながら、臼を薦に包んで娘だと背負わされ、川へ飛び込んで果てた座頭の話であった。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
定本柳田国男集 第2巻(柳田国男・定本柳田国男集)
柳田国男編『定本柳田国男集 第2巻』を全331話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。
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奥州市の伝承
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