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湯宿の別れの宴とマタギの声

所在地秋田県大館市(大滝温泉)
年代江戸後期(四月)
登場菅江真澄、マタギ、湯宿の女客
出典定本柳田国男集 第3巻

どんな伝承か

真澄が大滝の宿屋に滞在していると、マタギが何人も大きな声で話をしながら門前を通る。その言葉からは彼らの風采までが想像された。四月に入ると村々に農事が始まるので、湯宿の女客たちが酒を飲んで別れの宴を催し、こんな歌をうたっていた。けやく離れとお庭の草こ、うらこは枯れても根こは枯れない。果たして今日でもこれに近い心持ちが歌い継がれているだろうか。懐かしいことだと後の読者は記している。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

定本柳田国男集 第3巻(柳田国男・定本柳田国男集)

柳田国男編『定本柳田国男集 第3巻』を全158話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。

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