義経の鎧が削いだ片葉のヨシ
どんな伝承か
二本松市東新殿の平石田の地内に生えるヨシは、葉が片側にしか出ない。昔、源義経が弁慶を伴って奥州の藤原秀衡のもとへ下る途中にこの地を通り、着用していた鎧でヨシの片葉を削り落とした。それ以来、この地のヨシの葉は片葉しか出なくなってしまったと伝えられる。歴史上の人物の通行を土地の草木の形に結びつけて説く自然伝説で、岩代町に伝わる伝説には、こうした地名や自然の由来を語るものが多い。東新殿の佐藤伊三の話として町史に収められている。
原典より
東新殿平石田地内にあるヨシの葉は片葉であるが、これは昔、源義経が弁慶を伴い奥州の藤原秀衡のもとへ下る途中、義経着用の鎧でヨシの片葉を削り落としたので、それ以来、その地のヨシの葉は片葉しか出なくなってしまったというぷい[※…—— 岩代町史 第4巻(岩代町) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
岩代町史 第4巻(岩代町)
岩代町編『岩代町史 第4巻』を全23話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。