源心寺のいぼとり地蔵と飴断ちの願掛け
どんな伝承か
手に大きな疣ができて困っていたお徳ばあさんは、ある人に「源心寺のいぼとり地蔵に願をかけ、飴断ちをするとよい」と教えられた。早速お参りして「どうか疣を取ってくだせえ」と願をかけたところ、幾日か経つと疣はすっかり消えていた。喜んだお徳ばあさんは、さらし飴を供えて源心寺のお不動さまへお礼参りに行ったという。
原典より
24 無縁仏の話25 海坊主26 お鹿狩と旗27 流れてきた御輿28 田中内匠と内匠堀III 昔話〔動物昔話〕—— 市川の伝承民話 第1集(市川民話の会・市川の伝承民話・1980年(昭和55年)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
市川の伝承民話 第1集(市川民話の会・市川の伝承民話・1980年(昭和55年))
『市川の伝承民話 第1集』は、市川民話の会が昭和五十五年に編んだ民話の資料集である。市川市教育委員会の事業として昭和五十四年度に千葉県市川市の国分・北国分・行徳・南行徳で行った採訪調査のうち、テープ起こしを終えた語りを、方言も残して話者の息継ぎのままに記録している。世間話・伝説・昔話・唄・生活譚の五部に分けて地区別に並べ、話末に話者・地区・記録者の名を添える。