お茶屋のおせんは(1)
どんな伝承か
「お茶屋のおせんは 赤いたすきに赤い前掛け」と唄い出すまりつき唄。続く一節は聞き取れないまま伝わり、そのあと米の団子、栗の団子と数え上げて「だんごだんご このだんご」と繰り返す。この団子を犬にやろうか猫にやろうかと迷っているうちに、とうとう鳶にさらわれてしまった、と結ぶ短い唄である。国分の藤城こうが唄い、吉井喜代子が記録した。
原典より
赤いたすきに赤い前掛け米のだんご 栗のだんごだんごだんご このだんご犬にやろうか 猫にやろうかとうとうとんびにさらわれた—— 市川の伝承民話 第1集(市川民話の会・市川の伝承民話・昭和55年頃刊) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
市川の伝承民話 第1集(市川民話の会・市川の伝承民話・昭和55年頃刊)
市川民話の会編『市川の伝承民話 第1集』を全206話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。