狐の嫁どり
どんな伝承か
昔は嫁が馬に乗って、あるいは歩いて婚家へ来たもので、その折には紋の付いた高張提灯が幾つも並んで進んだ。狐はこれを真似て泡を吹き、その泡を提灯の灯のように見せて、田んぼや山道を連なって来る。そこで人々はこれを「きつねのよめとり」と呼んだという。市川市曽谷に伝わる、狐火にまつわる世間話である。
原典より
昔は嫁が来るのに馬で来たり、歩いて来たりしたんですが、そんな時、高張提灯に紋がついてるので並んで来るんです。—— 市川の伝承民話 第2集(市川民話の会・市川の伝承民話・昭和56年頃刊) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
市川の伝承民話 第2集(市川民話の会・市川の伝承民話・昭和56年頃刊)
市川民話の会編『市川の伝承民話 第2集』を全200話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。