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天気と縁起の俗信十一か条

所在地千葉県市川市曽谷
年代伝承
登場記録者
出典市川の伝承民話 第2集

どんな伝承か

曽谷の蓮正寺二十五講の婆様方が語った俗信である。朝に鳩が鳴くと雨が降り、蜂が巣を作ると縁起がよい。鼠がいなくなると何かが起こるという。土用の丑の日の朝、十時前にどくだみを干すと胎毒に効き、大根は丑の日に蒔くとよくない。田植えは卯の日を避け、六月一日には出掛けてはいけない。彼岸の初日によそに泊まりに行ったり、終日によそから帰って来たりするなという。亀は飼ってはならず、家に入って来たら酒を飲ませて放してやる。嫁や婿に秋茄子を食わすな、秋茄子は種が無いから嫁に子供が生まれなくなるとも伝える。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

市川の伝承民話 第2集(市川民話の会・市川の伝承民話・1981年(昭和56年))

『市川の伝承民話 第2集』は、市川民話の会が昭和五十六年に発行した民話資料集である。千葉県市川市の曽谷・宮久保・下貝塚と行徳の古老から聞き取った、狐や狢に化かされた話、火の玉、伝説、昔話、唄、暮らしの禁忌や苦労話を、方言を残した語り口のまま記録している。世間話・伝説・昔話・唄・生活譚の五部を地区別に並べて各話の末に話者と記録者を記し、巻末に語り手の紹介、話者と採訪者の名簿、採訪記、あとがきを付す。

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