市川の俗信(天気・縁起)曽谷
どんな伝承か
曽谷の蓮正寺二十五講の婆様方が語った俗信である。朝に鳩が鳴くと雨が降り、蜂が巣を作ると縁起がよい。鼠がいなくなると何かが起こるという。土用の丑の日の朝、十時前にどくだみを干すと胎毒に効き、大根は丑の日に蒔くとよくない。田植えは卯の日を避け、六月一日には出掛けてはいけない。彼岸の初日によそに泊まりに行ったり、終日によそから帰って来たりするなという。亀は飼ってはならず、家に入って来たら酒を飲ませて放してやる。嫁や婿に秋茄子を食わすな、秋茄子は種が無いから嫁に子供が生まれなくなるとも伝える。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
市川の伝承民話 第2集(市川民話の会・市川の伝承民話・昭和56年頃刊)
市川民話の会編『市川の伝承民話 第2集』を全200話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。