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① 行徳の節分

所在地千葉県市川市行徳
年代伝承
登場山下朝子
出典市川の伝承民話 第2集

どんな伝承か

行徳の節分は立春の前日、二月三日に行う。厄を払い福を呼ぶために、柊の小枝と鰯の干物の頭を小さな棒に挿して家の角や戸袋に立てる。柊の刺で鬼の目を突き、鰯の臭いで鬼が弱ったところへ、主人が神仏に供えた炒り大豆を一升枡に入れ、夕方に家中の戸口から外へ「鬼は外、福は内」と唱えてまく。物置小屋からもまき、終わると家族が自分の年の数だけ豆を食べて無病息災を祈る。

原典より

立春の前日(二月三日)に、厄を払い、福を呼ぶ為、柊の小枝と鰯の干物の頭を小さな棒にさした物を、家の角や戸袋にさします。—— 市川の伝承民話 第2集(市川民話の会・市川の伝承民話・1981年(昭和56年)) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

市川の伝承民話 第2集(市川民話の会・市川の伝承民話・1981年(昭和56年))

『市川の伝承民話 第2集』は、市川民話の会が昭和五十六年に発行した民話資料集である。千葉県市川市の曽谷・宮久保・下貝塚と行徳の古老から聞き取った、狐や狢に化かされた話、火の玉、伝説、昔話、唄、暮らしの禁忌や苦労話を、方言を残した語り口のまま記録している。世間話・伝説・昔話・唄・生活譚の五部を地区別に並べて各話の末に話者と記録者を記し、巻末に語り手の紹介、話者と採訪者の名簿、採訪記、あとがきを付す。

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