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若水汲みから餅搗きまでの年中行事

所在地千葉県市川市国分
年代伝承
登場話者、記録者
出典市川の伝承民話 第1集

どんな伝承か

国分に伝わる一年の行事暦。元旦は若水汲みで、米を納めた蔵を開いて膾などを福神に供え、正月三が日の雑煮や燈明はすべて男の仕事とされた。七草、十一日の蔵開き、十五日の繭玉と小豆粥、二十日の稲の花と続く。二月は旧字ごとに日を違えておびしゃを行い、当番が各戸から米五合を集めて甘酒を作り、国分寺で振る舞った。初午には牛久の女化神社へ詣で、天候を記した札を買い、社の縁の下の土を田畑に撒いて豊作を祈った。以下、涅槃、雛祭、彼岸の念仏講、四月八日の甘茶、五月の菖蒲、六月のさなぶり、七月の土用干、八月の盆と大施餓鬼、十月の日枝神社大祭、十一月の七五三、十二月の餅搗きまで並ぶ。

原典より

正月元旦、夜明けを待って、お米を紙のおひねりにして神社へ持って行って、拝む。—— 市川の伝承民話 第1集(市川民話の会・市川の伝承民話・1980年(昭和55年)) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

市川の伝承民話 第1集(市川民話の会・市川の伝承民話・1980年(昭和55年))

『市川の伝承民話 第1集』は、市川民話の会が昭和五十五年に編んだ民話の資料集である。市川市教育委員会の事業として昭和五十四年度に千葉県市川市の国分・北国分・行徳・南行徳で行った採訪調査のうち、テープ起こしを終えた語りを、方言も残して話者の息継ぎのままに記録している。世間話・伝説・昔話・唄・生活譚の五部に分けて地区別に並べ、話末に話者・地区・記録者の名を添える。

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