異空間を移動した財布
どんな伝承か
中学生の頃、物が突然消えて別の場所から出てくるという「異空間」の噂が語り手の周囲で流行っていた。語り手も一度も使っていない定期入れを自宅に置いていたところ、いつの間にか消えてしまった。小学六年生のとき、当時暮らしていた松戸の自宅から離れた東京の駅で、学生が届けてくれたという連絡が警察から入った。持ち歩いたことも人に触られたこともない品だったため、語り手はこの出来事を強く印象に残していると語っている。
原典より
なんか異空間が、突然出来るっていうハナシがあって。—— 市川の伝承民話 第7集(市川民話の会・市川の伝承民話・平成11年刊) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
市川の伝承民話 第7集(市川民話の会・市川の伝承民話・平成11年刊)
市川民話の会編『市川の伝承民話 第7集』を全143話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。