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月の兎で勝訴した大曽根一族の十三夜

所在地千葉県市原市大久保
年代伝承
登場大曽根丹波守、平家の落武者・大曽根姓の祖
出典房総の伝説

どんな伝承か

市原市の大久保・柳川にいる大曽根の姓の家は、みな平家の落武者である大曽根丹波守の子孫だという。むかし、大久保の部落が陣が谷を境として土地を争い、評定所へ出向こうとしていた矢先、月の中で兎がはねるのを見た。幸先がよいとしてそのまま出かけたところ、果たして勝訴となったという。それ以来、大曽根の一族は十三夜の晩に餅をついて月に供えるようになった。なお富津市大堀にも、平家の落人が草分けであるという伝えがある。

原典より

市原市の大久保・柳川にある大曽根の姓のものは、みな平家の落武者である大曽根丹波守の子孫だという。—— 房総の伝説(平野馨) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

房総の伝説(平野馨)

『房総の伝説』は、平野馨が安房・上総・下総の旧三国、ほぼ今の千葉県に伝わる伝説を選んで編んだ資料集である。ホトトギスやワラビの由来、片葉の芦や頼朝の箸の杉、弘法の井戸、将門や八幡太郎の話、坂戸神社の人身御供、証誠寺の狸など、動植物・石・池・地名・家・祭りにまつわる伝説を市町村名を添えて記す。はしがきに示す自然伝説・歴史伝説・信仰伝説の三部に分け、解説や論評を加えずに書き連ね、似た話のある土地も併せて挙げる。

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平家落武者大曽根餅

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