坂戸神社の人身御供
どんな伝承か
坂戸神社の祭りでは、氏子の娘がくじで人身御供に選ばれ、神前で腑分けの真似をする儀式が行われていたと伝わる。当たった者は三年のうちに死ぬと信じられていたが、里見義堯がこの地を治めるようになってから廃止し、代わりに青緡十貫文を奉って重臣に代拝させるよう改めたという。
原典より
君津郡袖ヶ浦町坂戸市場の坂戸神社の祭りは、昔は六月二十七日であったが、このとき人身御供の腑分けの儀式が行なわれていたという伝承がある。—— 房総の伝説(平野馨) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
房総の伝説(平野馨)
平野馨編『房総の伝説』を全245話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。