トップ東京都の伝承新宿区

崖下の横穴から現れた金銅の仏

所在地東京都新宿区高田町(穴八幡神社)
年代江戸時代 寛永一九年
登場良昌僧都
出典新宿と伝説

どんな伝承か

寛永十九年、高田八幡が良昌僧都を招き、別当となる放生寺を建てようとしたときのことである。南側の崖下をならそうと掘り崩したところ、底の方に小さな穴が現れた。掘り進めて中に入ると、入口は狭いのに奥は人が悠々と立てるほどの高さで、奥行き四メートルほど、広さは四畳半ばかりあった。奥には台座に据えられた高さ十センチほどの金銅の仏像があり、その前に小さな甕、左右には多くの骸骨が転がっていた。骸骨は片づけ、仏像は僧都がうやうやしく取り出して厨子に納めた。この出来事は江戸中に知れわたって参詣人を集め、社は穴八幡神社と呼ばれるようになった。

原典より

時代 江戸時代寛永一九年(一六四二)高田八幡が良昌僧都を招いて、別当寺の放生寺を建てようとした時のことである。—— 新宿と伝説(新宿区教育委員会) より引用
地図で位置を見る

※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

新宿と伝説(新宿区教育委員会)

新宿区教育委員会編『新宿と伝説』を全62話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。

種別から探す

穴八幡仏像骸骨

新宿区の伝承

同じ種別の伝承

同じ文献『新宿と伝説』の伝承