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頼朝が袖をかけた松

所在地東京都新宿区富久町(袖掛け松)
年代鎌倉時代
登場源頼朝
出典新宿と伝説

どんな伝承か

新宿区市谷富久町の、都立小石川工業高等学校の西北の境にあたる場所には、江戸時代まで「袖掛け松」とよばれる名木があり、よく知られていた。鎌倉時代、源頼朝がそのあたりを通ったとき、衣の袖を掛けた松だと伝えられている。区内の頼朝伝説の中心は戸塚町一丁目の旧高田馬場跡から甘泉園にかけての一帯で、頼朝が軍勢を整えて出発した場所とされ、袖掛け松はその項の末尾に、区内のもう一つの頼朝伝説として書き添えられている。当該項そのものは所在地と時代を記し、その項を参照せよとするのみである。

原典より

場所 市谷富久町 都立小石川工業高等学校の西北境時代 鎌倉時代(年代不詳)時代 江戸時代(幕末)むかし、ここに報恩寺という寺があり、そこには世にも珍しい二つの宝ものがあった。—— 新宿と伝説(新宿区教育委員会・1969年(昭和44年)) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

新宿と伝説(新宿区教育委員会・1969年(昭和44年))

『新宿と伝説』は、新宿区教育委員会が昭和四十四年に編んだ区内の伝説集である。カッパが出る坂、四谷怪談のお岩、矢来町の化け石、女幽霊が掘った清水など、牛込・四谷・戸塚大久保・新宿・淀橋柏木落合の各地に伝わる六十二の伝説を、江戸の地誌や随筆などから採って収める。第一章で伝説の分布と型を概説し、第二章では地域別に、各話へ場所・時代・出典・解説・参考書を添える。

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