宝物(9) 日蓮聖人のお像
どんな伝承か
唱行寺の宝物のひとつに日蓮聖人のお像がある。弟子となった人に彫刻の非常に巧みな方がおり、その人が彫った像だという。話者は池上の本門寺に三、四年いたが、そこの宗祖像とお顔から何からそっくりで、なるほどと思ったと語る。市川市の文化財に指定されており、やはり国宝級の彫刻だという。日蓮聖人が各地で法難に遭い怪我をしたことにちなみ、十月から秋の暮れにかけて頭にお綿を掛けるとも話される。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
市川の伝承民話 第7集(市川民話の会・市川の伝承民話・平成11年刊)
市川民話の会編『市川の伝承民話 第7集』を全143話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。