宝物(3) 大正天皇のおもちゃ
どんな伝承か
唱行寺の宝物のひとつに、大正天皇の小さい時分のおもちゃがある。話者の爺師匠にあたる人がこの寺の住職をしていた頃、中山の遠寿院の伝師を務めており、大正天皇のご病気の際に宮中へ上がってお加持をした。その礼にこのおもちゃを土産としていただいたのだという。宮中では一宗にこだわってはいけないとされていたが、病になってはどうしようもなく、遠寿院の住職に願おうということになったと語られる。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
市川の伝承民話 第7集(市川民話の会・市川の伝承民話・平成11年刊)
市川民話の会編『市川の伝承民話 第7集』を全143話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。