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梯子の上で矢を放つ葛飾八幡宮のつくまい

所在地千葉県市川市八幡(葛飾八幡宮)
年代伝承
登場—
出典日本伝説叢書 下総の巻

どんな伝承か

葛飾八幡宮の祭りは九月十五日と八月十五日の二度あり、八月の祭礼では「つくまい」という儀式が行われる。長い梯子に綱を巻き、筵を敷いて台座を作り、その上に登った者がさまざまな芸を見せたのち、四方へ矢を放って舞う。蜘蛛の舞の類ともいわれるが、古くから伝わる一種の舞で、角兵衛獅子を詰めたものをつくまいと呼ぶのだという説もある。今は祭礼が九月十五日から二十日まで続き、この期間は土地の人に八幡のぼろ市とも呼ばれている。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

日本伝説叢書 下総の巻(藤澤衛彦・日本伝説叢書・1919年(大正8年))

『日本伝説叢書 下総の巻』は、藤澤衛彦が編著し、大正七年の緒言と大正八年の序を添えた下総国の伝説集である。平将門・佐倉宗吾・真間の手児奈・累などを中心に、千葉県と茨城県西部にまたがる旧下総の城跡・寺社・墓・橋・井戸などにまつわる伝説を、地誌や古記録の引用を交えて収める。緒言で百七十九編を収めると述べ、国名の由来から始めて、話ごとに所在の町村名を付した見出しを立てて並べる。

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