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女化

所在地千葉県南房総市
年代伝承
登場
出典日本伝説叢書 安房の巻

どんな伝承か

安房の山奥では、日暮れという恐ろしい時刻に不思議が起こると伝えられるが、安房郡平群村のあたりでは、山に棲む妖女がその時刻に人を誘いに来ると信じられていた。若い男は夜になると雪隠を座敷の内側に持ち込むほど恐れたという。子供が泣くと、あの山のおばが人を連れに来るぞと脅され、子守唄にも、寝ないと山奥の人喰おばが捕りに来ると歌われた。実際に妖女の美しさに惹かれて山に捕られた若者もあったといい、行方を尋ねる村人の呼び声が山谷に響いたこともあった。今も夜更け、遠い峰で妖女が白歯を噛み鳴らすような怪しい音を聞くことがあるという。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

日本伝説叢書 安房の巻(藤沢衛彦・日本伝説叢書・江戸~明治時代)

藤沢衛彦編『日本伝説叢書 安房の巻』を全186話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。

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