トップ千葉県の伝承館山市

鉈切山

所在地千葉県館山市濱田(鉈切山)
年代伝承
登場
出典日本伝説叢書 安房の巻

どんな伝承か

安房郡西岬村大字浜田、鉈切の宮の背後にある鉈切山は高さ三丈ばかりの小山で、嶺から麓まで石を積み畳んである。これは鉈切明神のために築かれたものであるという。その中に一つの窟があり、深さは三丈に足らないが、ここから望むと鏡が浦の波打ち際まで一望に見られるという。里人の言い伝えでは、この洞穴は修験の術を用いてこそ通ることができるので、もし普通の者が入れば、その身は自ずと引き寄せられて入口を見失い、決して出ることができなくなるという。ただし「房総志料続篇」は、これまでこの洞に入った人はいないと記している。

地図で位置を見る

※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

日本伝説叢書 安房の巻(藤沢衛彦・日本伝説叢書・江戸~明治時代)

藤沢衛彦編『日本伝説叢書 安房の巻』を全186話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。

種別から探す

洞窟石積み禁忌

館山市の伝承

同じ種別の伝承

同じ文献『日本伝説叢書 安房の巻』の伝承