忠吾忠内の墓
どんな伝承か
安房郡天津町大字浜荻の多門寺(日蓮宗)の境内に、忠吾・忠内の墓というものがある。昔、日蓮上人が東條景信のために小松原の難、すなわち文永元年十一月十一日の襲撃に遭った際、この両人は力を極めて防ぎ、聖人を助け奉って、その身はその地で討死したという。墓石は、多門寺の四世日静上人が両人の忠死に感じて建てた顕彰碑であると、寺伝に伝えられている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説叢書 安房の巻(藤沢衛彦・日本伝説叢書・江戸~明治時代)
藤沢衛彦編『日本伝説叢書 安房の巻』を全186話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。