咎めの馬
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どんな伝承か
昔、安房郡天津町大字清澄の山中に、奇異な器があった。塚の形をなして高さは三丈ほどであったが、土地の里人が野などへ出て遊ぶ折にここを掘ってみると、石像が一つ出てきた。その側には石が置かれ、傍らに器が一つあったが、水は入っていなかった。さらに銅製の器が一つあり、色つやはなく極めて古く厚く、丸くて据わらず、物に寄せかけると座る。中に物を容れてみると一升三合が入り、満たせば正しく立ち、満たさなければ覆り、量ろうとすれば傾いた。何の遺器であるかは知られなかったが、「房総志料」は、恐らく経書にある孔子の宥坐の器を写したものではないかと言っている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説叢書 安房の巻(藤沢衛彦・日本伝説叢書・江戸~明治時代)
藤沢衛彦編『日本伝説叢書 安房の巻』を全186話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。
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鴨川市の伝承
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