トップ > 兵庫県の伝承 > 宍粟市

バイゴマの老人と入れ替わった夢

所在地兵庫県宍粟市
年代大正八年
登場山田隆夫、体験者・回答者
出典現代民話考 1 河童・天狗・神かくし

どんな伝承か

大正八年頃、妹の近所でバイゴマを作る老人と独楽を回すうち眠くなり、夢を見た。久米田寺に参ると隣の老婆が、亡き妻の供養にお堂を右へ七度回れと教える。その通りにすると、堺から住吉大社の太鼓橋を渡り、四天王寺の西門で亡妻に再会した。妻はその老婆をバイゴマの老人の連れ合いだと明かす。二人で天王寺の亀の池の茶店にいたが、妻に悪態をつかれ腹を立てて飛び出し、道頓堀を抜けたところで急に真っ暗になり目が覚めた。老人も同じ夜、同じ夢を見ており、互いの不幸が入れかわったのだという。

地図で位置を見る

※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

現代民話考 1 河童・天狗・神かくし(松谷みよ子・現代民話考)

『現代民話考 1 河童・天狗・神かくし』は、松谷みよ子が編んだ現代民話の資料集である。明治以降を目安に、日本民話の会の『民話の手帖』での呼びかけやアンケート、聞書で全国から寄せられた話と、郷土誌や雑誌『旅と伝説』などからの引用を、県別に話者・回答者・出典を添えて並べ、奄美・沖縄のケンムンやブナガヤにも及ぶ。目次では河童・天狗・神かくしの三章の頭にそれぞれ「考」を置き、巻末に河童の名称、天狗・神かくし年表、あとがきを掲げる。

種別から探す

夢が入れかわる夢の取り違え

宍粟市の伝承

同じ種別の伝承

同じ文献『現代民話考 1 河童・天狗・神かくし』の伝承