無縁墓地の写真に延びる顔
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どんな伝承か
昭和四五年ごろ、青森市沖館字小浜に住む女性が撮影した写真である。親子四人で青森市三内霊園の無縁墓地に参り、その近くの芝生で軽食をとることにした。母親は三人の子供のスナップ写真を撮り、アルバムに貼っておいた。昭和五二年八月二二日、写真右端の女の子がたまたまアルバムを開いて見ていて、私のそばに変な人が写っているワ、と叫んだ。よく見ると老人らしい顔が少し横向きに笑っているように写っており、写真の下方から上方へエクトプラズムのようなものが延び、その先端に顔が付いていた。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
現代民話考 12 写真の怪・文明開化(松谷みよ子・現代民話考・1990年代初期(平成初期))
松谷みよ子『現代民話考 12 写真の怪・文明開化』を小話単位で全550話収録。心霊写真など写真の怪と、文明開化期の怪異にまつわる現代の民話を全国から採集し収録する。各話に採集地(都道府県・市区町村)と話者・回答者を可能な範囲で付す(県判明496話・市区町村判明377話、戦地や場所不明の話を含む)。原典は読者からの投稿・採訪に基づく現代民話の集成。
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