雪中行軍慰霊祭の煙に浮いた顔
広告枠(AdSense)
どんな伝承か
昭和五二年七月五日の夜八時、青森市幸畑の陸軍墓地の広場で八甲田山雪中行軍隊の慰霊祭が営まれた。この日この時間は朝日テレビが現場から全国へ生中継していた。慰霊祭には多数の僧侶が出席し、その一人に、かつて神成大尉の五十年の供養を勤めた青森市八重田・海昌寺の石岡住職がいた。住職の娘婿にあたる成田智士が記念に撮った写真をよく見ると、「雪中行軍隊慰霊祭」と墨書した板の上方に漂う線香の煙のなかに、煙で出来た大きな顔が、参列者を見下ろすかのように写し出されていたという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
現代民話考 12 写真の怪・文明開化(松谷みよ子・現代民話考・1990年代初期(平成初期))
松谷みよ子『現代民話考 12 写真の怪・文明開化』を小話単位で全550話収録。心霊写真など写真の怪と、文明開化期の怪異にまつわる現代の民話を全国から採集し収録する。各話に採集地(都道府県・市区町村)と話者・回答者を可能な範囲で付す(県判明496話・市区町村判明377話、戦地や場所不明の話を含む)。原典は読者からの投稿・採訪に基づく現代民話の集成。
種別から探す
青森市の伝承
広告枠(AdSense)