鉄橋に飛んだ人魂と看守殺害
どんな伝承か
昭和二十四年頃のことである。仙台市内のビール工場で夜警のアルバイトをしていた大学生が、鉄橋の付近で、かなり大きなまるい光りものが飛ぶのを見た。翌日の朝刊に、仙台刑務所で看守が殺害された事件が載っていた。人魂が飛び出した方向は刑務所の方角にあたり、光りものを見た時刻も事件の時刻と一致していたという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
現代民話考 4 夢の知らせ・火の玉・ぬけ出した魂(松谷みよ子・現代民話考・昭和50年代~60年代(推定))
松谷みよ子『現代民話考 4 夢の知らせ・火の玉・ぬけ出した魂』を小話単位で全513話収録。夢のお告げ・予知夢、火の玉、ぬけ出した魂(離魂)など、心と生死の境にまつわる現代の民話を全国から採集し収録する。各話に採集地(都道府県・市区町村)と話者・回答者を可能な範囲で付す(県判明482話・市区町村判明386話、戦地や場所不明の話を含む)。原典は読者からの投稿・採訪に基づく現代民話の集成。