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三宝寺池に沈んだ豊島泰経と照姫

所在地東京都練馬区石神井(三宝寺池)
年代文明九年(1477)
登場石神井城主豊島泰経とその娘照姫、太田道灌、扇谷上杉家の武将・攻め手
出典江戸動物民話物語

どんな伝承か

石神井城の主豊島勘解由左衛門尉泰経は、扇谷上杉家の武将太田道灌と戦って敗れた。城は三宝寺池のほとりの丘陵一帯を占め、東西五百メートル、南北三百メートルに及ぶ江戸北西部随一の構えだったという。落城のとき泰経は祖先伝来の黄金の鞍を置いた白馬にまたがり、みずから池の底へ沈んで果てたと伝わる。娘の照姫も父の跡を慕い、守り本尊の十一面観音像を胸に抱いて池へ身を投げたという。池の北岸には泰経を葬ったという殿塚が、その西の小丘には照姫を祀る娘塚が残る。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

江戸動物民話物語(窪田明治)

『江戸動物民話物語』は、「郷土史・東京」の刊行会を主宰した窪田明治が、東京の郷土史を調べた材料から江戸の民話を選んでまとめた本である。狐や狸、猫、蛇が人を化かし、恩を返し、祟る話を中心に、本郷・王子・向島・麻布・三田など東京各地に伝わる話を収める。狐・狸・猫・蛇・不思議な生き物の五部に分け、一話ごとに舞台となった土地の史跡や寺社の由来、沿革の解説を添え、まえがきとあとがきを付す。

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入水豊島氏三宝寺池哀話

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