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しめ縄が張られた糺の森の椎の大木

所在地京都府京都市左京区(糺の森)
年代七〇年前と昨年
登場生源寺美子、回答者
出典現代民話考 9 (木霊・蛇)

どんな伝承か

京都下鴨神社の糺の森に椎の大木があった。木の下の方はそれは大きなうろになっていて、小学一年生だった私は三、四人の友だちとよくそこにのって遊んだ。当時の有名な俳優たちも、この木をはさんで大立ち廻りをしじゅうやっていた。それから七〇年もたった昨年いってみると、木はしぼみ老いた姿になっていたが、うろのまわりにはしめ縄がはってあって、大切に保存されているようだった。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

現代民話考 9 (木霊・蛇)(松谷みよ子・現代民話考)

『現代民話考 9 (木霊・蛇)』は、松谷みよ子が全国の回答者から寄せられた報告と各地の民話集をもとに編んだ『現代民話考』の一巻である。明治から平成にかけて語られた、伐ろうとすると祟る木・泣く木・血を流す木などの木霊の話と、大蛇やつちのこ、蛇婿・蛇女房、主や守り神としての蛇、蛇と福運などの話を、話者や回答者の名とともに収める。第一章「木霊」と第二章「蛇」を主題ごとの節に分け、各話例の後に「分布」として類話の地名と出典を並べる。

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