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古町のいちょうに乳を祈る

所在地福島県南会津郡南会津町古町
年代語り手の子ども時代(親の世代の話)
登場斉藤ハツエ、話者
出典現代民話考 9 (木霊・蛇)

どんな伝承か

古町の学校のあたりに大きないちょうの木があった。乳の出ない女たちは「みとじょう」といって布を買い求め、麻や赤い切れを木に吊るして拝んだ。そうすると乳が出るようになったという。いちょうの根にはコブがあり、それを煎じて飲むと母乳が出るともいわれ、そこから神として祀られるようになったのだろうと語り手は言う。子どもの頃はそのあたりを遊び歩き、拝みに来る人の姿をいくらでも見たが、今は自然にそうした習わしもなくなったという。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

現代民話考 9 (木霊・蛇)(松谷みよ子・現代民話考・昭和〜平成)

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