母の実家の座敷に出た白い守り神
どんな伝承か
昭和一八年頃、語り手が一二歳ほどだった夏休みのことである。母の実家である奈良沢の家に行っていると、暑い真昼に白い蛇が座敷へのろのろと出てきたので驚いた。母たちからは「家の守り神だから、いたずらなどしないでそっとしておけ」と言われた。蛇はいつのまにかどこかへ姿を隠してしまい、それから現在まで一度も見たことがないという。今でも不思議でならないと語られている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
現代民話考 9 (木霊・蛇)(松谷みよ子・現代民話考・昭和〜平成)