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道普請の穴で序列どおり固まる蛇

所在地群馬県渋川市(おにが島)
年代昭和八年
登場仲沢ハツ、渡辺節子、回答者
出典現代民話考 9 (木霊・蛇)

どんな伝承か

昭和八年、まだ悪い道だった新道を開く工事があった。食うに困った頃で、語り手も土方に出た。リヤカーに土をいっぱい積んで六五台ほど運び、小学校のあたりから暗渠を埋めるために掘り進めていくと、おにが島というところで蛇がたくさん出た。大きな穴を掘り、土方に出ている人たちが次々に蛇を投げ込んだが、あまりの多さに終いには嫌気がさしたという。蛇には偉い順があるらしく、いちばん手前がヤマカガシ、その次が青大将、岩マムシ、マムシという順に固まっていた。蛇のうちではマムシがいちばん偉く、半年のあいだそうして固まっているのだという。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

現代民話考 9 (木霊・蛇)(松谷みよ子・現代民話考)

『現代民話考 9 (木霊・蛇)』は、松谷みよ子が全国の回答者から寄せられた報告と各地の民話集をもとに編んだ『現代民話考』の一巻である。明治から平成にかけて語られた、伐ろうとすると祟る木・泣く木・血を流す木などの木霊の話と、大蛇やつちのこ、蛇婿・蛇女房、主や守り神としての蛇、蛇と福運などの話を、話者や回答者の名とともに収める。第一章「木霊」と第二章「蛇」を主題ごとの節に分け、各話例の後に「分布」として類話の地名と出典を並べる。

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蛇のたくさんいる場所道普請

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