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鬼と火の車

所在地兵庫県播州佐用郡佐用町下三日月
年代明治九年八月末
登場神仏嫌いの弥蔵、孝行息子の興市
出典お化と幽霊 怪談揃ひ
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どんな伝承か

無茶をして嫌われた弥蔵が重病になり赤青の鬼が迎えに来ると狂い叫ぶ。女同行を招いて法義を聞かせるが甲斐なく、見送りの最中に長屋の間から白煙が上がり、紅蓮の火の車に弥蔵が無数の鬼に引かれて消え、全身黒焦げで悶絶していた。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

お化と幽霊 怪談揃ひ(明治時代後期(推定))

本書『お化と幽霊 怪談揃ひ』は、明治時代に大文館編輯部により編纂された怪談集であり、化け猫、怨霊、大入道など多様な超自然現象を扱う。主要テーマは、社会的弱者(娼婦、下女、村娘)への虐待と階級差別に由来する呪いと復讐である。兵庫県と大阪府が舞台の中心であり、遊郭での憑依現象、精神病院での怪病、山間部での大入道の出現など、当時の社会構造と結びついた怪異が描かれる。

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