六甲八幡神社で見つかった釘打ちの人形
どんな伝承か
一九七三年(昭和四十八年)七月九日付の神戸新聞によると、神戸市灘区八幡にある六甲八幡神社の境内で、二体の呪いの人形が見つかった。人形はいずれも身丈十五センチほどでいぐさを編んで作られ、一方には釘六本と針一本、もう一方には二十数本の釘が打ち込まれ、いずれも女性の下着が結び付けられていた。造りの丁寧さから呪いに詳しい人物の仕業と考えられ、賽銭箱には女性の名前を記した紙片も十数枚見つかっており、参拝者たちを不気味がらせたという。
原典より
「今に生きる呪いの人形」 一九七三年(昭和四八年)七月九日付の神戸新聞は、こんな見出しをつけて次のような記事を、大きなスペースで載せていた。—— 心霊大全(中岡俊哉・2000年(平成12年)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
心霊大全(中岡俊哉・2000年(平成12年))
『心霊大全――20世紀の超自然現象世界』は、中岡俊哉が二〇〇〇年(平成十二年)に著し、ミリオン出版から刊行した超常現象の総覧である。日本各地と世界各国の怪奇現象・伝説・心霊の地を県別・国別に紹介し、心霊写真・自動書記・憑依などの心霊現象、臨死体験と輪廻転生、透視・念力などの超能力、手かざしの治療を解説する。全六章から成り、巻末に著者インタビュー、著書・ビデオ作品一覧、あとがき、著者略歴を付す。