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夜ごと聞こえる本所の狸囃子

所在地東京都墨田区本所
年代伝承
登場男
出典心霊大全

どんな伝承か

本所の界隈に伝わる七不思議のひとつ。稲が実る九月ごろになると、夜ごとどこからともなく太鼓の音がまじる囃子が流れてきたという。ある男がその音の出どころを突きとめようと歩き回ったが、ついに見つけられず、疲れきって家へ戻り床についた。ところが目を覚ますと、自分が寝ていたのは家ではなく野原の真ん中だった。同じことが何度もあったので、人は狸に化かされたのだと噂し、この囃子を狸囃子と呼ぶようになった。舞台はいずれも隅田川に近い一帯である。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

心霊大全(中岡俊哉・2000年(平成12年))

『心霊大全――20世紀の超自然現象世界』は、中岡俊哉が二〇〇〇年(平成十二年)に著し、ミリオン出版から刊行した超常現象の総覧である。日本各地と世界各国の怪奇現象・伝説・心霊の地を県別・国別に紹介し、心霊写真・自動書記・憑依などの心霊現象、臨死体験と輪廻転生、透視・念力などの超能力、手かざしの治療を解説する。全六章から成り、巻末に著者インタビュー、著書・ビデオ作品一覧、あとがき、著者略歴を付す。

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