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小湊町で営業を続けた男の産婆

所在地青森県東津軽郡平内町
年代伝承(口承)
登場今田孫吉、男の産婆
出典日本怪奇集成-明治大正昭和篇

どんな伝承か

昭和五年、青森県南津軽郡藤崎町で明治二十三年から産婆の免許を持って営業していた男が亡くなり、産婆の名簿から名が消されたと新聞が伝えた。その記事によると、県内には全国でも例のない男の産婆が二人いて、残るもう一人が東津軽郡小湊町の今田孫吉であった。六十七歳の孫吉は、取り上げ婆ならぬ取り上げ爺として、なおすこぶる元気に産婆の仕事を続けていたという。

原典より

なお、同県には、全国でも例のない、「男の産婆」というのが二人あって、そのうち一人は死んだのであるが、なおもう一人は、東津軽郡小湊町の今田孫吉(六七)というのが残っていて、…—— 日本怪奇集成-明治大正昭和篇(富岡直方 編著) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

日本怪奇集成-明治大正昭和篇(富岡直方 編著)

『日本怪奇集成-明治大正昭和篇』は、富岡直方が編んだ怪奇実話集である。明治元年から昭和七年までに各地で起きた幽霊や狐狸の怪、畸形や奇病、天変や奇瑞、世相の珍事を、当時の新聞・雑誌の記事と筆者自身の聞き書きから集めている。明治・大正・昭和の三篇に分け、話ごとに年月を掲げて通し番号を振り、新聞記事を引いたうえで紙名を末尾に添える形を基本とする。

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