山道で拾われた児泣き婆
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どんな伝承か
津軽平内の和井内行松という人の話である。行松が鳥撃ちに山へ入って道に迷っていると、一人の老人と出会った。老人は、もう日が落ちるから明日の朝案内しよう、今晩はわしの家に泊るがいいという。後についてゆくと山道で赤児の泣き声がし、老人はおまえは離れておれといってその赤児を拾いあげた。また泣き声がしたので行松が拾おうと顔を見ると、その顔は皺くしゃの老婆であり、持ち上げようとしてもびくともしない。老人がひょいとつまみあげ、家に戻ると釜に入れて火を焚きつけた。しばらくして釜から出されたのはカボチャであった。翌朝、案内されて別れぎわに尋ねると、老人はあれは児泣き婆だよと答えた。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
東北怪談の旅(山田野理夫・昭和49年(1974年)頃)
東北怪談の旅(山田野理夫)/飢饉の非業の死と怨念/巫女(イタコ)の口寄せ/座敷童子・河童の怪/東北各地の幽霊伝承
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平内町の伝承
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